「SARF」は、Sound Augmented Reality Formatの略。
これまで「音楽」に限定していた
「定額制音楽ストリーミング配信サービス(以下:音楽サブスク)」を(以下:音楽サブスク)
「音声全般」に拡大することで
「音声AR体験」の社会への実装・普及を目指します。
スマートフォン・PC・AIスピーカーなど既存の「IoT デバイス」と
同じく現行の「音楽サブスク」を組み合わせることで
視覚ARデバイスの普及に先駆けて
「音楽コンテンツを含むサウンド(聴覚)」
「デバイスの機能である振動(感覚)」
を利用した拡張現実(AR)コンテンツ
「SARC (Sound Augmented Reality Contents)」を
「様々な社会ソリューション」
「没入型エンタテインメント」
としてリリースして参ります。
将来的には、多くの場所で「Wi-Fi」や「ビーコン」などのシステムと連携した音楽サブスクによる「音声観光ガイド」の提供を目指します。観光地での「多言語ルート案内」や「Tripvia(※) サービス」など、多種多様な国内外のツーリズム・ニーズに合わせた「音声ナビゲーション」や、モビリティにおける様々な場面に、音楽をはじめ音声コンテンツによる「移動時間のエンタテインメント化ソリューション」を提供します。
(※) Tripvia:Trip (旅) と Trivia (豆知識) を合わせた造語
リアルな街・自然を、音楽や音声によって、バーチャル・フィールド化します。観光地での「宝探し」や「スタンプ・ラリー」、街や建物を舞台にした「没入型RPGゲーム」、リアルな位置情報と連動して地理や歴史の知識を提供する「教育コンテンツ」、仮想音声によって過去の世界を疑似体験できる「音声タイムスリップ体験」などを予定。視覚情報に頼らないため、より未来予測の出来ないサプライズ演出を可能にすると共に、画面や印刷物など視覚情報に頼る場面を少なくすることで、ユーザーの体験時における「セーフティ・ソリューション」としても機能させます。
視覚障がい者や聴覚障がい者に対する「アクセシビリティの向上」を目的とした、音声及び振動ガイドの一刻も早い社会実装を目指す。既存のスマートフォン・アプリである音楽サブスクを利用した手軽なARシステムを、信号や横断歩道、点字ブロックや盲導犬など、同じく既存の物理的なソリューションと組み合わせることで、より安全で円滑な「ノーマライゼーション」の早期実現を目標とします。
法人やプロフェッショナルによるコンテンツ提供だけではなく、個人による個人のためのコンテンツ創作を推奨・サポートする事業です。音楽事業に長年携わって来たエイベックスならではのシナジーを活用し、一般のクリエイターのための「著作物 (楽曲) 利用サービス」、及び、音声ARコンテンツ(SARC)の制作から配信までを一気通貫させる「創作と発信をユビキタス化するアプリケーション」の開発を目指します。
世界初となる定額制音楽ストリーミング配信サービスによる音声ARコンテンツ。「AWA」と「渋谷区観光協会」と「MAGNET by SHIBUYA109」のコラボレーションによるSARC。渋谷を舞台に、リスナー本人を主人公にした冒険や小旅行が楽しめる新感覚の没入仮想アウトドア体験。「SARF」による第1弾コンテンツとして、2018年5月18日(金)からサービス・スタート。
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