SARF 君の日常を、音声が拡張する
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神秘の無人島「友ヶ島」を音声AR化。世界初の”音”の美術館『友ヶ島第3砲台美術館』が10月3日(木)よりオープン。常設展「サウンド スケール(Sound Scale)」もスタート!



10月3日(木)より音声ARによる観光ナビゲーションアプリ「友ヶ島」をローンチします。それに伴い、友ヶ島第3砲台跡に世界で初めて“無人島の遺跡に音を展示する美術館“『友ヶ島第3砲台美術館』を開館することが決定しました。

『友ヶ島第3砲台美術館』は、「要塞島が美術館に。」をコンセプトに、近年神秘の無人島として注目を集めている和歌山市北西の加太沖に浮かぶ無人島群・友ヶ島にある歴史的な要塞施設をそのまま美術館に変える試みで、和歌山市がエイベックス・エンタテインメント株式会社と共同開発した音声ARアプリ『友ヶ島』を使って楽しむ、世界でも類を見ない”音の展示”にフォーカスした美術館です。

本美術館の開館を記念した第1弾企画展の常設展示として、10月3日(木)~、国際コンクールなどで上位入賞するなど世界的に高い評価を得ている和歌山児童合唱団の 幻想的な童謡が、島の時空を彩る音声ARアート「サウンド スケール(Sound Scale)」を展示します。

かつて国を守るため、 幾つもの砲台が設置され、要塞島となった友ヶ島。その歴史遺産をそのまま生かし、暗闇の中で、微かな光に目を凝 らす・音に耳を澄ますことで楽しむ美術館。暗い戦争の時代から時を止めた空間の中で現代に産声を上げる新しい アート作品の数々をお楽しみいただけます。



サウンド スケール(Sound Scale)

和歌山児童合唱団の幻想的な童謡が、島の時空を彩る音声ARアート。

和歌山児童合唱団による幻想的な童謡が、島の時空を彩る音声ARアート。広い・狭い・重さ・踊るなど、普段は音に使わない形容や動作を付与することで、空間の認識を変化させる試み。第三砲台にある物質的には同じ大きさを持つ五つの部屋が、サウンドスケール(ここでは音階という意味ではなく音による空間演出)によって、物理法則を超えて体験者それぞれの心的作用で拡張されていく。立体的に構成された澄んだ歌声が、心に動的に配置されていくことで、視覚を通じた現実よりも聴覚を通じた仮想の方に没入していく音のインスタレーション。



ROOM1:リアルな音:REAL (本来の弾薬庫跡で聴く音響を再現)
ROOM2:広い音:BROAD 
ROOM3:狭い音:NARROW 
ROOM4:重さの変わる音:WEIGHTED 
ROOM5:踊る音:DANCE 


▷展示楽曲
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タイトル1:
いつつの手遊びうた(作曲:松下耕)
→和歌山に伝わる五つの手遊びうたを編集した作品

タイトル2:
堺住吉いとまの太鼓(作曲:松下耕)
→和歌山市加太の子守唄

タイトル3:
夕焼け小焼け(作曲:信長貴富)
→和歌山に伝わる民族音楽を編集した作品

※タイトル1→2→3の順で、ループ再生



▷歌い手
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和歌山児童合唱団

1958年に発足。小学1年生~高校2年生の団員の約100名。
過去33回の海外演奏旅行をはじめ、定期演奏会や国内招待公演を中心に年間約20回の演奏活動を行う。国際的なコンクールにおいて全て「上位入賞」するなど世界的に高い評価を得るほか、全日本合唱コンクール一般の部で児童合唱として初の関西代表、宝塚国際室内合唱コンクールではこちらも児童合唱初の総合ニ位受賞など日本を代表する合唱団として活躍。2019年はエストニアで開催されている世界遺産の音楽祭に日本から初めて招待される。


▷音源制作
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松本昭彦(Akihiko Matsumoto)

東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。アルゴリズミックな作曲を専門とし、プログラミング技術を駆使し徹底的に人間性を排除して作られたピアノ曲集である1stCDアルバム 『Preludes for Piano Book1』を2016年にリリース。
アーティスト活動以外ではプログラマーとして様々な大手企業の研究所での開発仕事に携わる。アートとテクノロジーについてのワークショッププロジェクトであるRESONANCEやAbleton and Max Community Japan、ライブイベントSOURCE CORDをオーガナイズし、雑誌PROSOUNDにて音とテクノロジーと表現に関するインタビュー連載をするなど、クリエイターのための多岐にわたる活動も積極的に行なっている。
http://akihikomatsumoto.com/


▷音源監修
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川添 善行(Yoshiyuki Kawazoe)

建築家、東京大学准教授。
1979年神奈川県生まれ。東京大学生産技術研究所准教授。空間構想一級建築士事務所。
東京大学建築学科卒業、オランダ留学後、博士号取得。
「変なホテル」、「東京大学総合図書館別館」などの建築作品や、「空間にこめられた意思をたどる」(幻冬舎)、「このまちに生きる」(彰国社)などの著作がある。
日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン未来づくりデザイン賞、ロヘリオ・サルモナ・南米建築賞名誉賞、東京建築賞最優秀賞などを受賞し、日蘭建築文化協会会長などを務める。


▷総合演出
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【2nd Function】

世界的なファッションブランドからテクノロジー企業まで、幅広い視野でクリエイションを提供。「CES」「SLUSH TOKYO」「TOA(東京開催)」など世界的なイベントでもエンターテックを用いた演出を手掛け、インタラクティヴなデジタルアートやVR/ARコンテンツ、また、メディアアートを用いたショーなどで、国内外のメディアから高い評価を受けて来たエイベックス内のクリエイティヴレーベル。



開催情報

会期:2019年10月3日(木)~
場所:和歌山市加太2673番地 友ヶ島(沖ノ島)/第3砲台跡
休館日:水曜休館 ※ただし、12月1日~2月29日は土・日・祝のみ開館/12月29日~1月3日を除く
入場料:無料 ※企画展は別途有料となる可能性があります
鑑賞方法:スマートフォン向けの専用アプリケーション「友ヶ島」を起動してお楽しみください。
※お手持ちの機種によっては、お楽しみいただけない場合がございます。
お楽しみいただけなかった場合の保証・渡航費返金等は一切行っておりません。
あらかじめご了承ください。

>iOS対応のダウンロードサイト
https://itunes.apple.com/jp/app/id1480811792

>Android対応のダウンロードサイト
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sarf.tomogashima


主催:和歌山市
協力:SARF 株式会社電通ライブ 株式会社バスキュール


『友ヶ島第3砲台美術館』詳細はコチラ
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kankou/kankouspot/1001203/1025368.html
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